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神経痛・その他の痛み

帯状疱疹後神経痛

原因

帯状疱疹は子どもの頃にかかった水疱瘡の帯状疱疹ウィルスが原因でおこる病気です。帯状疱疹ウィルスは脊髄後根神経節、三叉神経節といった神経のなかで生きており普段は問題を起こしませんが、疲れがたまるなどして体力が落ちたり、精神的にストレスが強い場合にも、免疫力が落て帯状の水泡として症状がでてきます。帯状疱疹は発症後、約3~4週間程度で治ります。しかし、帯状疱疹ウイルスは神経を破壊し、一度、神経が破壊されると修復にはかなり長い時間がかかります。この神経の破壊により、つらい痛みが残ることがあります。この痛みのことを帯状疱疹後神経痛といいます。

治療法

帯状疱疹を発症し、痛みが出た場合、神経の破壊を少なくするために出来るだけ早い段階でペインクリニックで治療を開始することが重要です。治療開始までに時間がかかると、それだけ神経の破壊がすすみ、後遺症が残る可能性があがります。
消炎鎮痛薬など通常の痛み止めで効果が見られない場合、神経ブロック療法による痛みをおさえる治療が必要です。神経ブロック療法は、痛みを取り除くだけでなく、痛みを感じている部分の血流を改善することで組織の修復を早めることができます。また、局所で有害物資を抑える働きもあるので、有害物質を取り除くことで炎症を鎮め、治るのを助ける働きがあります。

三叉神経痛

原因

三叉神経は痛みを感じ取り脳へと伝える知覚神経で、脳幹部から神経が左右に1本ずつ出ており、それぞれの神経が額、頬、顎の3つへ分かれています。この三叉神経に何らかの異常が発生して起こる、発作的な激しい痛みが三叉神経痛です。この症状は多くの場合、顔の左右どちらかに表れ、顔にそっと触れたり、風が当たるなどほんのわずかな刺激だけでも強烈な痛みを感じることがあります。1番大きな特徴としては、発作性の激痛で1回の発作は5~20秒、長い場合だと2分程度痛みがありますが、発作が終われば痛みはなく通常通り過ごすことができます。しかし、中には、この痛みが原因で食事がつらく体重が減少したり、脱水症状になるケースもあります。

治療法

三叉神経痛の場合、発作時には我慢できないほどの痛みがおこりますので当院に来院される患者様でも診察中に痛みのあまり、顔を歪められる方もいらっしゃいます。三叉神経痛の原因はこれまではっきりしていませんでしたが、三叉神経が周囲の血管に圧迫されることが原因ではないかという説が有力になってきました。そのため、脳外科で手術をおこなうという大がかりな治療方法もあります。しかし、原因の追求も必要ですが、当院では目のまえの患者様の辛い痛みを取り除くことが一番大切で、最優先すべき治療方法だと考えています。そこで薬物療法と神経ブロックを用いて痛みを取り除く治療を中心におこなっています。患者様の症状によっては専門の医療機関をご紹介することもありますが、できる限り、つらい痛みを共有し、少しでも楽になる治療をおこないますので我慢せずお気軽にご相談ください。また当院ではたくさんの三叉神経痛の患者様を診察しておりますので、診察中に痛みの発作が出るのではないかと不安に感じている方も心配せずに受診してください。

坐骨神経痛

原因

坐骨神経痛という名前を耳にされた方も多いのではないでしょうか。自分は坐骨神経痛だという方に痛みの出ている場所や症状を聞いていみると一致しないことがありますが、これは人によって「坐骨神経痛」の認識が違うためです。「坐骨神経」は腰・骨盤から足の末端にかけてとおっている太く長い神経のことです。この神経が圧迫され、刺激を受けて痛みやしびれが出る症状を坐骨神経痛といいます。

治療法

薬での治療という方法もありますが、長期に渡って服用すると胃腸障害や心臓疾患を引き起こす可能性もあるため、当院では患者様の状態に応じて神経ブロック療法と組み合わせて少しでも早く痛みから解放されるようにしております。

舌痛症

原因

舌痛症は舌の先にやけどしたようなヒリヒリとした痛みを感じます。舌をはじめとする口の中を検査しても舌の痛みの原因が見つからず、軟膏やビタミン剤を使用しても回復しない場合、舌痛症の可能性があります。
また舌痛症の原因には心因性のものとそれ以外のものがあります。更年期をむかえる40~50代の女性の方が発症することが多く、疲労や栄養不足、ホルモンバランスの変化による自律神経の乱れなどが原因としてあげられます。

処置

舌痛症と診断されると舌痛症に効果がある抗うつ薬などの薬での治療をします。また舌痛症の場合、肩こりや不眠などの合併症状が出る場合もありますので、自律神経の乱れを治すため、神経ブロックをおこないます。
抗うつ薬と聞くとうつ病の薬との認識で抵抗がある方もいらっしゃいますが、抗うつ薬はうつ病だけでなく舌痛症の治療や自律神経の乱れによる様々な症状を治すのに有効な薬ですので安心してください。
また当院では漢方薬を使った治療もおこなっておりますので、診察の際に患者様の症状とご希望をおきかせください。

頚椎椎間板ヘルニア

原因

首の脊髄が中にある頚椎という骨に椎間板があります。椎間板が壊れることで脊髄や神経が圧迫されて痛みなどの症状がでるものが頚椎椎間板ヘルニアです。
症状としては首の痛みや肩こり、背中の痛みなど首周辺のものから、手のしびれや腕の痛みなどがあります。また症状が重くなると、物を落としやすくなるなど手足への影響も出てきます。そのほかにも、頭痛やめまい、吐き気などの症状が起こることもあります。

処置

痛みがある場合は鎮痛剤や湿布の使用に加え、温熱療法や神経ブロック療法を用いて痛みを取ります。

頚肩腕症候群

原因

頚肩腕症候群は首や肩、腕に症状が表れる病気です。パソコンを長時間使用する方やスーパーでレジ打ちをする方など手作業の多い方が発症しやすいという特徴があります。症状としては肩こり、背中のこり、手や指のしびれ、頭痛やめまいなどの不快感があります。その症状から肩こりと勘違いして放置する方もいます。しかし、重症化してからでは治療が長引くこともありますので早めに当院へご相談ください。

処置

温熱療法や神経ブロック療法を用いて痛みを取り、血流の改善を図ります。

頚椎症

原因

頚椎症は首の背骨側にある頚椎と呼ばれる骨や背骨の間に存在する椎間板に痛みが出る症状です。原因としては加齢や外傷などによって頚椎や椎間板に変形が生じ、中にある神経が圧迫されることで起こります。症状としては頸部の痛みや腕の痛み、しびれ、胸の痛みなどがあります。

処置

安静にし、薬の服用などもおこないますが、痛みが強い場合、神経ブロックにより痛みを取り除く治療をおこなっています。

自律神経

原因

自律神経が乱れることにより痛みが出ることがあります。

処置

自律神経を整える薬の服用などをおこないい、痛みが強い場合、神経ブロックにより痛みを取り除く治療をおこなっています。