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腰の痛み

腰痛の種類

腰痛にはぎっくり腰やヘルニアなどさまざまなものがありますが、大きく分けると3つに分けることができます。

内蔵が原因で起こる腰痛

特徴と原因
内蔵が原因で起こる腰痛

内蔵が原因で腰痛を引き起こしている場合は、腰痛だけでなく背中の痛みや肩こりなどの症状が同時にあらわれることがあります。内蔵が原因の場合、血液検査などで原因が判明することもありますので早めに検査を受け、治療する必要があります。

こんな方に多い

・お酒をよく飲む
・不規則な生活が続いている
・塩辛いものが好き

処置と対策

規則正しい生活とバランスがとれた食事をとることが大切です。飲酒は控えめにしましょう。また、必要があれば、医師の指導のもと薬を服用し、適度な運動をおこなうようにしてください。

前屈みになることで症状が悪化する腰痛

特徴と原因

世間で腰痛もちだと思っている方に多いのがこのパターンです。前屈みになることで腰の痛みが悪化する腰痛のことを前屈障害型腰痛といいます。特に働き盛りの方に多い症状で日々の生活や仕事と結びついているケースが多いのが特徴です。前屈障害型腰痛の原因の多くは、姿勢の悪さや日常生活のなかでの不自然な負担のかかる動作にあります。猫背など姿勢の悪い状態が続くことで、上半身の重みを腰が支えきれず負担が腰と腰周辺の椎間板や関節、筋肉に負担がかかり痛みとなって表れます。

こんな方に多い

・座っての仕事が多い方
・前屈みで作業することが多い方
・重い荷物を持つ機会の多い方
・バスやタクシー、運送会社など車の運転を長時間している方
・主婦の方

処置と対策

この症状の場合、姿勢の悪さと筋力の低下などが問題となりますので、姿勢の改善と筋力アップを意識した生活を送ることが必要になります。当院では、痛みを抑える治療とあわせて再発防止のためのリハビリをおこなっています。腰痛防止のストレッチなどについて知りたい方もご相談ください。

後屈することで腰の痛みが強くなる腰痛

特徴と原因

体を反らせた時に痛みが出、腰を後ろに反らせない腰痛で後屈障害型腰痛と呼ばれます。スポーツなど激しい運動をする方や年配の方に発症することが多いのが特徴です。後屈障害型腰痛の原因の多くは加齢や使いすぎです。40代を超えると、酷使してきた椎間板に多くの負担が蓄積している場合があります。年齢とともに椎間板の水分量が減少しており、個人差はありますが関節を動かした際に骨と骨が擦られ、椎骨という部分にトゲができることがあります。このトゲが神経を圧迫したり刺激した電気信号が痛みとなって腰痛という症状が表れます。

こんな方に多い

・スポーツなど激しい運動をする
・姿勢が悪い方
・骨盤に歪みがある方
・年配の方

処置と対策

当院での治療として圧迫している神経のブロック療法を受け、痛みを緩和するとともに、日常の生活では腰の負担になる姿勢を避けることが大切です。また腰を冷やすこともよくありませんので、冬場やクーラーなど冷えやすい時には腹巻や湯たんぽ、カイロなどをうまく利用して温めるようにしてください。

腰椎椎間板ヘルニア

特徴と原因

腰の痛みに加え、歩行時に足のしびれや歩きにくさ、荷物を持ち上げた際にお尻から足に痛みが出るなどの症状が出たら腰椎椎間板ヘルニアの可能性があります。
腰椎は上半身を支えている骨の中でも最も大きな荷重を受けている骨です。それと同時に可動性が高いので椎間板の障害を起こしやすい場所でもあります。椎間板ヘルニアはこの椎間板に亀裂が入り、椎間板の一部が飛び出し、神経を圧迫することで痛みが出るようになります。この症状は年齢に関係なく、若くても発症する可能性があります。

こんな方に多い

・姿勢の悪い人
・肥満・妊娠中の方
・重い物を持ったり、中腰など腰に負担のかかる姿勢をよくとる人
・運動不足で筋力が弱い人
・ヒールなどかかとの高い靴をはく方

処置と対策

腰椎椎間板ヘルニアの痛みは白血球が反応して起こす炎症作用によるものです。そのため、炎症が落ち着くと自然に治癒しますが、やはり痛みは少しでも早く抑えたいものです。そこで当院では神経ブロック療法で痛みを抑え、様子を見ます。

ぎっくり腰

特徴と原因

重いものを持ち上げた時や急に運動をした時など姿勢を変えたはずみに起こることが多いぎっくり腰は身近な腰痛とも言えるでしょう。痛みの原因は急な運動・動作に筋肉が耐えられず、腰の肉離れや腰椎ねんざを起こすことで発症する症状です。特に運動不足の方や筋力が低下している方に起こりやすくなります。

こんな方に多い

・重い荷物を持つ人
・筋力が弱っている方

処置と対策

ぎっくり腰になった際の原則はRICEと呼ばれるREST(安静)、ICE(冷やす)、COMPRESSION(圧迫・固定)、ELEVATION(拳上)です。なかでも重要なのが安静にすることですが、日常生活を送っているとどうしても動かざる得ない時があります。そこで当院では、ぎっくり腰の治療方法として神経ブロックで痛みを抑えたうえで、できる限り安静にしていただくようにしております。当院に来られる患者様の中には、ぎっくり腰で杖をつきながら来院され、治療を受けた後、腰に多少の不快感は残るものの杖がなくても歩けるようになった方もいらっしゃいます。ぎっくり腰になったら無理をせずお早めに当院へご相談ください。

変形性せきつい症

特徴と原因

変形性せきつい症は加齢により発症することが多い症状です。軽症の場合、無症状だということもあります。しかし、脊椎の変形が進むと椎間板も変性するようになり、慢性の痛みが出てくるようになります。

こんな方に多い

・中高年の方
・肥満の方
・スポーツなどで怪我をした方

処置と対策

変形性せきつい症の治療法として当院では神経ブロック療法により痛みを抑えます。注射による内側からのケアをすると共にコルセットを巻いて安静にするなど日々の生活で気をつけるポイントについてもご説明しています。

腰部脊柱管狭窄症

特徴と原因

この症状の特徴として長い時間歩くことはできないが、しばらく休むと歩くことが出来るようになるという症状があります。腰椎の中には神経が入っていますが、この神経の通り道である脊柱管が狭くなることで神経が圧迫されて痛みがでる症状です。主な原因としては加齢による変化のほかに、脊柱管が狭い方や椎間関節の形が変形などがあげられます。

こんな方に多い

・中高年の方
・脊柱管の狭い方

処置と対策

腰椎脊柱管狭窄症の治療方法には手術やブロック注射などがありますが、手術の場合、神経の近くということもあり危険性もありますので、重症の場合には必要ですが軽度の方にはあまりおすすめしておりません。日々の生活の中では、神経を圧迫する姿勢を避け、コルセットなどを着用することも効果があります。
また、痛みが出ている状態が長く続くと日常生活にも支障をきたしますので、当院では痛みを取り除くことを最優先に考え炎症を抑える薬や血流を良くする薬などを使用して改善を図ります。また痛みが強い場合は痛みを軽減させるためブロック注射をおこないます。